少しづつ日も伸びてきて、暖かい日も増えてきました。
日常で春を感じる瞬間も多くなりましたね。
さてそんな春は別れの季節でもあり、始まりの季節でもあります。
お子さんが一つ上の学年へ上がる今、新しく習い事を始めさせてみるのはいかかがでしょうか?
とはいえ近年では子どもの習い事も多様化しています。
色々とありすぎても、一体どれを習わせたらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は私のおすすめである習字をご紹介します。
子どもの習い事として習字は昔からの定番です。
それこそ子どもの頃に習っていたというお母さん方も多いのではないでしょうか?
私自身も小さいころから習字を習っていましたし、
今現在は師範という先生の資格を取るために勉強中です。
なので私の通っている習字教室の状況などを交えながらご紹介したいと思います。
習字が子どもの習い事として良い理由
子どもに習い事をさせる上で本人がやりたいと思うことをさせるのはもちろんですが、
親としてはどうせなら将来の役にも立つものをしてほしいですよね。
その点、習字を習わせることは以下のようなメリットがあります。
○字が綺麗になる○
字が上手に書けるようになることは、習わせる上での目的とほぼイコールですね。
字を書くことは日常生活だけでなく子どもが将来どんな職業に就いたとしても必要なことです。
人前で筆を持つことが無くなるとしても、他人に書類を提出したり、メッセージを書いて送ったりと機会は多くあります。
なので子どもが将来なりたい職業に関係なく、習わせておくことは無駄にはならないでしょう。
○集中力や思考力が身につく○
習字とはただ「お手本を見て書けばいい」という簡単なものではありません。
上手に書くためにはお手本全体を見ながら、どの一画がどこから始まるのか、
どこで終わるのか、筆はどう動かすのかなどを考えながら書く必要があります。
またそうして文字の一画一画を丁寧に書く必要がありますから、集中力や思考力を養うことができます。
○礼儀作法が学べる○
これは教室にもよるかとは思いますが、基本的な礼儀作法や社会に出たら当たり前に行うことが身に付きます。
・教室に来たときや帰るときに挨拶をする。
・自分の脱いだ靴は揃えて置く。
・姿勢を正して字を書く。
・先生に作品の添削をしてもらったらお礼を言う。
・自分のことは自分でやる(道具の準備をする、筆を洗うなど)などなど。
以上は私の通っている教室で私自身が覚えたことや、通っている子どもたちをみて思ったことの一部です。
大人からすれば当たり前のことでも、子どもたちにとっては教えてもらわないと分からないことは意外と多いです。
こういったことも、家庭だけでなく習い事でも教えてもらえたら心強いですよね。
習字を子どもに習わせるなら何歳から?
習字を子どもに何歳から習わせるかというのは、ずばり何歳からでもいいと思います。
何歳からでも先程ご紹介をしたメリットは得られるでしょうし、
もしも子どもが習字を習いたいなら、習いたいと言ったタイミングがベストです。
ちなみに私が通っている教室の子どもたちは、小学1年~3年ぐらいから始めている子が多いです。
中には幼稚園から来ている子もいます。
しかしながら一方で、お教室を辞める子たちは中学生や高校生が多いです。
これは勉強や部活動などの習い事以外にも、やることが多くなり教室に来るのが大変になってしまうからというのが多いですね。
なのでそのような点から考えると小学校低学年頃には習字を始めさせて、
中学生になる頃には続けたいのかどうかを本人と相談するのが一番だと私は思います。
また何歳から何歳まで習えるのかは各教室によって違いがありますので、教室の先生に確認をしましょう。
習字は子どもに習わせるだけでなく大人にもおすすめ
これは余談になりますが…。
私の通っている教室には子どもと一緒に習っているお母さんや、おばあちゃんもいます。
もちろん子どもに関係なく、通っている大人の方もいらっしゃいます。
(かくいう私もその一人です^^)
習字は子どもだけでなく、大人にもおすすめな習い事です。
普段の慌ただしい日常から離れて、教室という静かな環境のなかで集中が出来るので心が落ち着きます。
また段位が得られる団体ですと、もっと上の段を目指したいという目標が出来たりもしますので、生活にはりも出てくるでしょう。
まとめ
昨今は色々な習い事がありますがその中でも習字は、日常生活で一生必要となる「字を書く」ことが上手になります。
ふとしたときに「字がお上手なんですね」と褒められると嬉しくなります。
この春からは是非、お子さんに習字を始めさせてみるのはいかかがでしょうか?